IFDとOCOを組み合わせたIFDOCO注文とは?

FXの注文には更に痒いところに手が届くように、忙しい女性でも予め予約しておくと注文から決済まで自動的に行ってくれる注文方法があります。

それがIFDOCO(イフダンオーシーオー)注文で、IFDとOCOを組み合わせた注文です。FX会社によってIFDO注文やIFO注文と表記されたりします。

IFDOCO注文=IFD注文+OCO注文

「もし、○○円になったら新規で買いたい。そのあと、もし○○円まで上がったら決済して売りたい。もし○○円まで下がったら損切りしたい」というように、新規注文を発注し、かつ2つのシナリオで決済注文を発注する注文方法です。

つまり、新規注文と同時に、その新規注文が成立した場合にOCO注文の形式「利益確定のための決済注文」と「損失限定のための決済注文」が全てワンセットで出せる、究極の自動注文方法なのです。

IFDOCO注文の使い方

IFDOCO注文は「新規の買い+利益確定の指値売り+損失限定の逆指値売り」の3つの数値を入れて注文を出すことが出来ます。

IFD注文では、新規注文と1つの決済注文しか出せませんでしたが、IFDOCO注文では、決済注文に利確と損切りのOCO注文(片方の注文が約定されたらもう片方がキャンセルされる)が出せます。

IFD注文では「110円になったら新規注文で指値買いをして、さらに111円になったら決済注文で指値売りをする」といった「新規+決済」の2段階注文ができました。

OCO注文では「すでに110円で買ったポジションに対して、111円になったら利益確定の売り、109円になったら損失限定の売り」といった「指値+逆指値」などの同時注文ができました。

IFDOCO注文の例

IFDOCO注文では「110円になったら新規注文で指値買いをして、111円になったら利益確定の売り、109円になったら損失限定の売り」といった「IFD+OCO」のミックス注文ができます。

つまり、IFDOCO注文はIFD注文の新規注文が成立したあとの決済注文がOCO注文に切り替わるということです。IFD同様に1つ目の新規注文が成立すると、OCO同様に2つ目の決済注文を2つ同時に発注します。その後、1つが成立したら1つは取り消される仕組みです。

例えば上昇トレンドになると予測して、IFDOCOで「110円で買い、111円で利益確定の売り、109円で損失限定の売り」などと注文できます。

IFDOCO注文のメリット

取引が全て自動で行なうことができますので、時間がなく、なかなか取引ができないという方にオススメです。

忙しい女性のあなたでも、朝家事をスタートする前や時間が空いた時、また、お仕事から帰宅して就寝前にIFDOCO注文をいれておくことも出来ます。

相場が予想通り動くことを待つだけです。逆に為替レートが予想通りに上がらなくても、最初のIFD注文が発動されないため、損失にもなりません。

FX注文方法マスター編【コンテンツ一覧】

第1講座
第2講座
第3講座
第4講座
第5講座
第6講座
第7講座
第8講座
第9講座
第10講座
第11講座