FXは24時間取引ができるので、いつでも好きな時にできるのがメリットです。
なので、子育てで忙しい主婦でも、パートやアルバイトに出ている主婦でも、昼間は会社でお仕事のOLでも、わりと時間を自由に選べる学生やシニアの方でも、自分でトレードをする時間を選ぶことができます。
初心者は、安定的に毎日10pips~15pipsの利益を取ることができるようになれるようにするのを第1目標にするとよいのでオススメです。もちろん、平均して60pips~80pips相場ば毎日動いているので、もっと稼げるのでは?と、思う方も多いと思います。
よく、個人FXトレーダーがブログやツイッターなどで「今日は50pipsゲット!」とか、「毎日20pips~30pipsは当たり前」と書かれているのを見る機会があるかもしれません。
ただし、「毎日平均して安定的に利益として残せるのか?」というのがミソなのです。
FXのトレードは、どんなプロでも勝ち負けを繰り返して、トータルで「利益」を出して行くものです。どんなにベテランでも100%勝てるということはあり得ない世界なのです。ですので、毎日必ず10pips~15pipsを利益として「安定的に」残していくことは、実はとても大変なスキルでもあるのです。
大手のヘッジファンドマネージャーであっても月間200〜300pips取れれば十分、つまり毎日10~15pipsは、個人トレーダーとしてはかなり優秀であると言えます。
ましてや、専業でずっとPCの前に張り付けるわけではない女性の方で、トレードができる時間が一日のうちで限られていれば、平均10pips~15pipsでもしっかりしたスキルがあれば、数年の内には投資金額を大きなリターンとして手にすることは夢では無いのです。ただし、「正しいスキル」「努力」「経験」が大事だということはお忘れなく。
女性FX初心者にお勧めのトレード時間とは?
私が女性の方にお勧めしたいのは、毎日数分〜長くて2,3時間以内で取引を完了させる方法です。一般的に言われてている、スキャルピングとデイトレードの中間のトレード方法です。実は、FXのトレードはずっとPCに張り付いてやっていると集中力を欠いてしまうものです。また、取引するべきでない時なのにエントリーを繰り返して資金を減らしてしまう「ポジポジ病」になってしまいがちです。また、長時間ポジションを持っていること自体がリスクになるので、長くても3時間以内に決着をつける方法をオズスメしたいのです。
継続的に利益を出せる自分を目標としましょう。
「相場が動く時間帯」というものがあります
ご自身の生活パターンの中でトレードができる時間帯を見つけて頂きたいのですが、実は、相場にはレートが動きやすく利益が得やすい時間帯というのがあります。
もちろん、いろいろなやり方がありますし、この時間帯には絶対に出来ない人もいると思います。でも、相場のレートが動かないと利益も出ない、というのが事実なので、一日の中で限られた時間帯でしかトレードできないとしたら、可能であればこの時間帯にトレードする時間を作れると理想的です。
日本時間17時〜26時 (一番中心となる時間帯は20時〜25時)
為替相場が一番動く時間帯はロンドン市場がまず開き、続いてNY市場が開く時間帯になるので、取引高が多くなり市場の動きが活発になる時間帯です。為替市場はグローバルな市場なので、世界の為替取引の規模で中心となっている欧州勢やNY勢が動く時間帯が一番活発な時間帯となるのです。
そして、その中でも、アメリカの経済指標の発表の時間は注意が必要です。
大きく相場が動いて、値動きが予想できない方向に大きく動いて思わず損を出してしまう可能性があるので、ベテランのトレーダーもポジションを外すのが普通です。経済指標がいつ発表されるのかは、経済指標カレンダーで確認しておきましょう。
21:30 23:00(サマータイム期間) 22:30 24:00(冬時間の期間)
また、NY市場オープンの時間はレートの動きが大きくなりやすい時間で、値動きが大きくなるので、この時に絞ってトレードする方法もあります。
22:30(サマータイム期間)23:30(冬時間の期間)
「動かない時間帯」も知っておきましょう
逆に、日本が中心となる時間帯はあまり動きが無い時間帯なのです。東京市場の時間帯の中では、9:55頃の「仲値」と言われる時間帯と欧州市場が動き出す15時以降以外の時間帯は動きが少ないのです。
「仲値」とは?
銀行が貿易などの実業の支払いでドルが必要な顧客に適用する「基準レート」のこと。09:55頃に各銀行が決定します。「仲値不足」の時はドルが不足している状態なのでドルを買う必要があり、この時間帯に向けてドルが上昇しやすい傾向が現れます。
夕方や夜はちょっとムリかもしれないと思われる女性初心者の方でしたら、朝9時〜10時の時間帯に集中してトレードするのもオススメです。