初心者は、自分で出す「損切り」か「損切り」されてしまうかの違いを理解しておきましょう
「ロスカット」と「ストップロス」は、どちらも「損切り」を意味する言葉として使われることが多いですが、本来の意味的には少し意味合いが違います。
⬛ ロスカットは、ロスをカットする
発生している損失(ロス)をカットするという意味です。
⬛ ストップロスは、ロスをストップする
予め自分で決めた許容範囲以上の損失を止めるために自分で設定する「損切りポイント」のことを意味します。
「ロスカットは、FX会社に強制的にポジションを整理されるもの」で、「ストップロスは自分で損切りするもの」という意味だと思っておいて下さい。
「強制ロスカット」の時の「ゼロカット」とは?
強制ロスカットは、証拠金維持率が一定以下になると発動しますが、その基準はFX会社や口座の種類によって異なっています。証拠金維持率は20%、30%、50%、60%、100%など会社よって違います。
強制ロスカットの基準が低いFX会社の方が、ロスカットされる可能性が低いのですが、ロスカットされた時に証拠金が一気にマイナスになる可能性が出ます(これを「追証(おいしょう)」と言います)。海外FX会社では「ゼロカット」といって、マイナスには絶対にならない会社もあるので、会社選びの判断基準の一つにしておくと良いでしょう。
⇒「ゼロカット」採用の海外FX会社はXM
強制ロスカットは絶対避けなくてはならないものです
資金を少しでも残しておくためにはFX会社にロスカットされる前に、自分でストップロスオーダーをしておかなければならないということです。
どこの会社でも逆指値注文やOCO注文でストップロスを出しておくことができます。「投資で勝つためには、早い損切りが基本」です。
スキャルピング、デイトレなのかスイングなのかによって損切りラインが変わってきますが、ポジションを持った時点で必ずストップロス注文をを出しておきましょう。
損切りの方法はこちらの記事をご覧ください