通貨ペアの順とチャート表示はいつも決まっています

ドル円は、USD/JPYと表記されますが、JPY/USDとは表記されません。為替取引では、左の通貨を取引通貨(主軸通貨)と呼び、右の通貨を決済通貨と呼びます。

チャートもUSD/JPYであれば、ドルを円に交換する取引です。チャートの右側の縦軸には「1ドルが日本円でいくらか?」が表示されています。

これは実際のUSD/JPY(ドル/円)の取引チャートです。チャートの縦軸には110.750、110.950、111.145などと目盛がありますが、これが「1ドル110.750円で取引されています。」という為替レートを表しています。

また、チャートでのレートの変動はこのようになります

★USD/JPYの場合★

 通貨ペア左側(USD)のレートが上昇するとチャートは右上がり⇛ ドル高・円安
 通貨ペア左側(USD)のレートが下落するとチャートは右下がり⇛ ドル安・円高

通貨ペアの左右の表示順が決まっているので、チャートも必ず同じように通貨ペアで世界中どこでも同じように表示されます。

ですので、まずはドル円で通貨ペアの上下の動きによってドル高?円高?がどちら方向に動くことを指しているのかを覚えてしまえば、他の通貨ペアのチャートを見ても迷わなくなります。

初心者は、まずはUSD/JPYチャートでレートの上下と円高・円安の方向の相関関係に慣れることをオススメします。