小さな発注ミスは、初心者では良くあることです。

画面の操作方法に慣れていなかったり、急な為替変動に飛び乗ろうと慌てて注文を出してしまったり。誰もが初心者の時に経験したことがあるかもしれません。

小さなミスで、しかもスグに気がつけば良いのですが、気が付かないで放置していると思わず大きな損になってしまったりして呆然としてしまうような事が起こらないとも限らないのです。FXはレバレッジが効いているだけに、初心者は特に発注ミスで思わぬ損をしてしまわないように細心の注意を払うようにしましょう。

慣れればポイントがわかってきますし平常心で自信を持ってトレードできるようになります。常に平常心で落ち着いて、一つ一つ確認しながらトレードする習慣をつける必要があります。

焦って注文を出さない事や、ずっとトレードしていたり、他に気になる事があって集中出来ない時には取引しないというルールを決めて置きましょう。

FX初心者がやりがちな発注ミス

  • 売りと買いを間違える
  • エントリーする通貨を間違える
  • 取引するロット数を間違える
  • 間違えて注文や決済してしまう

誰もがあーあるあると言うようなことかもしれません。初心者に限らず取引に慣れた人でも気が抜けているとやってしまいがちです。この中で私がやりがちな、発注ミスを少し掘り下げてみます。

買いと売りを間違える

FXは瞬時の判断で注文を入れられるように、ワンクリックで売買する設定をすることができます。瞬間的な利益を取るときには大変便利なのですが、マウスの操作を間違えて買いのつもりが売り注文を入れてしまうことがあります。また、単純に買いと売りを間違えてクリックしてしまうことも起こります。

FX会社によって取引画面は違いますが、大抵は左がBID(売)、右がASK(買)というのが一般的です。ただし、売り、買いが赤と青で表示されるのは、会社によって違います。

疲れていたり、集中力が切れているときには間違えにも気づかないことがあります。昼間の家事・育児やお仕事で疲れている夜には十分気をつけましょう。

エントリーする通貨を間違える 

これも結構やりがちな発注ミスです。ドル円チャートを見ながら開いている他の通貨ペアでエントリーしてしまうというようなことです。

証券会社のチャートとセットの取引画面で注文を出していれば良いのですが、インジケーターを表示して他のチャートで見ていたり、動く方向が似ている通貨ペアは、豪ドル円、ニュージーランド円、米ドル円などで、大変間違えやすいのです。初心者の方は、こんなミスも起こさないためにも、まずは米ドル/円の取引に集中しましょう。

取引するロット数を間違える

1,000通貨で取引しようと思っていたのに、1万通貨や10万通貨で注文を入れてしまうミスも、最初はあるかもしれません。最初は自分が取引する通貨単位はあまり変更せずに一定にしておくと良いでしょう。

間違えて注文や決済をしてしまう

デモ口座などで操作に十分ワンクリック決済に慣れることが、最初はどうしても必要です。最初からリアルにお金を取引するのではなく、少なくとも注文や決済の操作に慣れてからリアル口座の取引をすることをお勧めします。

発注ミスに気づいた時は、たとえ利益が出ていた時でも決済してしまったほうが良いです。当てずっぽうにそのままポジションを持つことは、偶然とはいっても自分の良い経験としては残らないです。間違えに気がついたらスグ直すというルールを自分で確立させるためにも大事なことです。

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