KせんせいKせんせい

ぴんくさん 前回のローク足の出来上り方については理解できましたか?


桜子さん桜子さん

はい!ロウソク足には、1本で5分間の値動きを表しているものとか、丸1日の値動きを表しているものとか、いろいろあることがわかりました。
そして、陽線と陰線があって、、、陽線が連続すると上昇する。陰線が連続すると下落する。でした。


KせんせいKせんせい

ハイ、その通りです!良く理解できていますネ。
それでは、今回はもう一歩話を進めます。 今回は、ロウソク足が連続して作る形についてです。


KせんせいKせんせい

ロウソク足は、1本でも意味がありますが、2本以上になると意味のあるパターンが出てくるんです。それを知っているとその後、上昇するのか下降するのか、また、反転していくのかも予想することが出来るようになります。

ローソク足のパターンとは?

ローソク足は単純に価格の動きを知るためのツールであるとともに、相場の動向を分析するためのツールにもなります。ローソク足の組み合わせパターンや大きさなどから相場がどういう状況であるのかを分析することができます。

ここでは、代表的なローソク足パターンとそれぞれがどのような働きや相場状況を示しているのか代表的なものををまとめていきたいと思います。

 

つつみ線

つつみ線というのは、左の図のように、前のローソクを次のローソクの実体が完全に覆うような形をしたものです。

(★このページの図は、ピンクが陽線でブルーが陰線です。)

・左側
陽線→長い陰線で、売りシグナルになります。高値圏でこの形が現れると、より強い下落の意味を持ちます。

・右側
陰線→長い陽線で強い買いシグナルを表しています。底値圏でこの形が現れるとより強い上昇を表します。

 

はらみ線

はらみ線というのは、前回のローソク足が次のローソク足を完全に覆っている形状を指します。上で紹介したつつみ線の逆パターンとなります。

よくトレンドの転換時に出現するといわれております。ただし、勢いがあるわけではないので、そこまで強いシグナルではありません。
はらみ線における前のローソク足の実体部分が大きいほど信頼度が高くなるといわれています。

・左側
長い陽線→陰線の場合は売りシグナルで、陽線の実体部分が大きく、天井圏で出現すると上昇が衰えて下落のシグナルになります。

・右側
長い陰線→陽線は底値圏で出現した場合は買いシグナルとされます。

寄引同時線

、いずれも相場の転換期に発生しやすいローソク足です。形を見ても分かるように、いづれも始値と終値が同値であったことを表し、売り方と買い方の勢力が拮抗しているのがよく分かります。

■十字線

上下のヒゲが比較的短い十字の形をしています。売り方・買い方の双方が様子を見合っている状態です。流れが変化するときに、よく見られる形です。

■トンカチ

上ヒゲと実体がなく、下ヒゲが伸びたロウソク足。売り方の勢いが強く下落した後、買い方によって戻されたものの、始値を超えることはできなかったことを表しています。高値圏で形成されると、高値を更新する力が弱まってきたことが分かります。底値圏で形成されると、買い勢力によって押し戻されることを暗示しています。

■トンボ

一旦は売られた後に戻したローソク足。底値圏でトンボが出現すれば、上昇に転じる可能性が考えられます。逆に高値圏で現れると、買いの勢いが弱まってきたことを暗示しています。

■トウバ

下ヒゲと実体のないローソク足。買い方の勢力によって、高値をつけたものの勢いが続かず、始値まで戻されたことを表しています。高値圏では売り方の勢力が強くなってきたことが分かり相場が転換することを暗示します。

■寄せ線

十字線と同じような形ですが、上下のヒゲが長いのが特徴です。これも売り方・買い方の勢力が、かなり拮抗している様子が分かります。次に大きな転換・動きになることが多いです。

まとめ

いかがでしょうか?このようにローソク足には非常に様々な種類とパターンがあり、それぞれで相場がどのような状況であるのかを示しています。
いずれにしても、単にこういうパターンだから買い、売りというものではなく、こういう形になるということは相場への参加者はこういった状況のはずという心理戦のようなものです。

ですから、100%確実というものではなく、あくまでも参考の一つにとどめるのが賢い活用法だと思います。

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